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2006年3月31日 (金)

結婚物語(LIKE-4)

 丁度ランチタイムでしたので、駐車場のあるレストランに入ることにしました。「何にしますか」と優しく問いかけてくれたので、場所など考えて[お刺身定食」と答えた後少し迷った。彼は[てんぷら定食」を注文しましたが、料理が運ばれてからの彼の食べ方は、豪快でしかも美味しそうに食べるのです。「よかったらどうぞ」とお皿を寄せると、嬉しそうな顔をして、お刺身に箸を出し、ごはんのお代わりまで食べてしまった。私が思うには、男性は上品な食べ方より、何でも美味しそうに彼のような食べ方が好きで、またお互いに箸を出せあえる仲であることが望みなのです。今日は少し遠りょうしましたが、私が作った料理を、彼が美味しそうに食べているシーンを想像してみました。・・・・・・

 食事の後、城ヶ島大橋を渡って、灯台がある城ヶ島公園を散歩しました。雄大な太平洋を望む公園の小道を歩きながら、私は迷っていました。私の方から彼の腕に手を回してもよいのだろうかと。そして[素直になりなさい」と自分に言い聞かせた上で、彼の左腕に私の右腕を絡ませたのです。・・・・・・・・・しばらくの間,視界も過去も現実も見えない夢の中をさ迷っている私でした。・・・・・・・以前、ある人と腕を組んで歩いたことがありましたが、周囲の目が気になって嫌な思いをしましたが、、今は全然気にならないし、むしろ、みんなに見て欲しい心境でした。・・・・・・(つづく)

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2006年3月30日 (木)

結婚物語(LIKE-3)

 ハンドルさばきの巧みな彼の運転で、鎌倉を過ぎ、道幅の狭い葉山を抜け長者が崎に停車した。売店裏の小道を降りると砂浜に辿るのだが、少し急な石段にさしかかった時、彼がタイミングよく手を差し伸べてくれた。その咄嗟の気配りと、手のひらに伝わる感触が、今まで経験したことの無い素敵な温もりが、私の左手から胸まで届き、そのときめきと鼓動が彼に見破られるのではないかと、少しの恥じらいと嬉しさが混ざり合って、乙女に似た清純な気持ちになり,砂浜に降りて彼の手が離れるまで、別世界にいて少し時間が止まっていた感覚で、砂浜に呆然と立ち尽くしていました。・・・・・・・

 長者が崎を後に城ヶ島を目指して走る。沢山のヨットが停泊している佐島マリーナを通り抜け、三浦に入ると見渡す限りの大根畑が続く。のどかな並木道の緑の中を、少し接近してほぐれた会話交わしながら三崎港に到着しました。(つづく)

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2006年3月29日 (水)

結婚物語(LIKE-2)

 結果的にはお互いに交際を希望して、初めてのデートは三浦半島へのドライブ。134号線を走る車に眩しいほどの太陽の陽射しが当たり、精悍な彼の顔が益々男性的になり、少し開けた窓から潮風の香りが漂い、緊張気味な私の心を和ませてくれました。

 混雑していた江ノ島を過ぎ、海岸線が美しい七里ケ浜を通り稲村ケ崎。その峠を登ると目前に絵のような光景が広がる。対岸の色彩鮮やかな逗子の建物、ライトブルーの海面を蝶のような羽を付けたウインドウサーフインの群れが飛ぶように滑って行く。フロントガラスに映る景色に感動していると、「海は好きですか」と彼が私を覗き込む。「ええ、特に今の景色が素晴らしく、これまで見た海の中では、一番感動しました」と答えると「僕も気に入っているんです」と優しい笑顔で彼の生い立ちから、野球選手時代、そして近況を語ってくれた。私は何度も頷きながら、彼と共感できるものが沢山あることに気づき,そして、少しづつ私の心が彼に惹かれていることにも気づいていた。・・・・・     (つづく)

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2006年3月27日 (月)

結婚物語(LIKE-1)

 新緑の若葉が美しく映えるゴールデンウィーク。テレビ報道では海外旅行や各地観光地が行楽で賑やかな人出で混雑するのに、32歳で独身の私は予定も無く、その相手もいない。だからまとまった連休はあまり好きではない。                          

 5月1日(火)、以前から一度行って見ようと思ったブライダル茅ヶ崎を訪れ、予想より親身に対応してくれそうなので、入会を決意した上で、地元の男性を二人選考しました。5月3日(祝)35歳の男性からOKの返事があり、5月5日(祭)14時お見合いが設定されました。恋愛みたいなものは何度かあったけれど、お見合いは初めてなので、何を着て行こうか、何を話そうとか、期待と不安が交差してお見合いを迎えました。しかし本番になると意外に冷静に会話が出来たのは、スポーティー な男性の屈託の無い話術でリードしてくれたお陰だと思われ、ラッキーでした。                        

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2006年3月24日 (金)

お見合いを成功する男

 現況の結婚難の背景に、男女の数の比率や、結婚観のズレなどがあります。それらを理解しそして自分の特徴を磨き輝かせて、情熱と行動力を発揮してパートナーをゲットしよう。

           お見合いに成功する男

1)清潔感のある手や頭髪、服装。

2}予め相手の家族構成や趣味等を知っておく。

3}第一印象が大切、挨拶は明るく元気よく。

4}眼をそらさないで会話をする。

5}憧れの眼差し(君が好きだよの雰囲気と眼)

6}飲食代は自分で払う(相手のも)

7}別れ際に「また会ってください」を言う。また「今日は楽しかった」を忘れず。

 女性は「美味しそうな話」をしてくれる男性には興味を持ちますが、運命を共にしようとは考えません。あくまでも「話」だけでは夢の世界です。この夢を正夢にしてくれる、行動力のある男性に、心を惹かれるのです。・・・・

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2006年3月22日 (水)

初日の出

   未明の湘南海岸に 新年の祈りを込め1_2

   人々はやがて輝く ご来光を待つ

   三浦半島のはるか後方から 明るさが増して

   茜色に燃える 太陽が昇り始める2

   人々の歓声があがり 祈りになり

   赤い円形が 完成されるまで

   新たな年への その祈りが続く3

   空を染め 海に映した輝きが広がり

   人々の群れは 次第に解かれて行く

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2006年3月21日 (火)

ふるさとの道

 果てしなく澄み切った青空のように、清らかに、そして限りなく夢を膨らませて歩いたあの「ふるさとの道」。数え切れないほど通った道に、少年の頃の思い出が走馬灯のように、次から次へと浮かんできては、消え去って行きます。

 卒業後ふるさとを離れ,あわただしい時間の流れの中で、昔のアルバムを振り向くこともなく過ぎた数十年。同窓会の知らせを聞き、懐かしくアルバムをひもどき、若き日の友達の顔、顔・・・・・・・・・・。みんな忘れていませんでした。

 野球に熱中した少年時代、そして青春時代。病弱だった私が健康になり、スポーツの苦しみや、楽しさ、勝利の感動を体で共感しました。

 私の歩いてきた道は、間違いなく「ふるさとの道」が出発点でした。人生の折り返し点をかなり過ぎた今、山あり、谷ありの人生の中で、改めて「ふるさと」を思い、友を思い、これからの「私の進む道」の心の支え、そして励みにしたいと思います。・・・・・・・

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2006年3月20日 (月)

夏の夜のみなとみらい

 7月14日 夜8時 汽車道から暮れ行く「みなとみらい」を眺めながらの散歩。右端のコンチネンタルから、左のランドマークまで、並立する高層ビルの、きらめくネオンをバックに、観覧車の光の輪が、夏の夜空に美しく輝く。汽車道の街灯から流れるメロデイーが、手をつないで歩く私たちを、夜の幻想へと誘う。・・・・

 今日のみなと横浜の夜景は最高に美しい。それは私たちの心も「幸せ色」に満ち溢れているからかも知れない。年に一度の七夕しか会えない、おり姫とひこ星より、毎週逢える私達のほうが、幸せと思う。・・・・・・・

 「みなとみらい」に美しく輝くネオン。その夜景を見守るお星様。私達は心の中で手を合わせて「二人の愛が永久に繋がる」ように祈り続ける。・・・・・海面を観覧船が静かに走り抜けてゆく。・・・・・・・・・・

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2006年3月17日 (金)

湘南銀河大橋

  やわらかな 秋の陽射しを浴びGingaoohasi_1

  流れ流れる 相模川

  秋色のススキを 川面に映して

  旅する 清らかな水を

  やがては  広い海が待つ

  街と街をつなぐ 銀河の橋は

  明日への夢を 架けてゆく

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2006年3月16日 (木)

結婚物語(苦楽を共にー4)

その後、彼から毎日のように電話があり、お互いに打ち解けて話し合い、毎週夕食をしたり、時にはカラオケに行ったりして、お互いの生まれ育ちや、これまでの生き方、その苦労や考え方、好みまで理解できるようになりました。お見合いをしてから丁度40日が経った夜、。車で迎えに来た彼が連れて行ってくれたのは、稲村が崎のレストラン「MAIN」。しかし落ち着かない彼の態度。でも私には何故か分かるんです。案の定、彼は私を海辺に誘い、緊張した顔で「僕と結婚してください。二人で幸せになれるよう、命懸けで頑張るから」と言ってくれました。この言葉をずっと待っていた私は、ただ大きく頷いて彼の大きな胸に顔を埋めました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人生、楽あれば苦あり。苦労のない人生などあり得ない。しかし、だからこそ幸せを実感した時の喜びは大きい。彼も私も結婚のほろ苦い経験を味わっている。その分、より暖かい幸せを望んでいる。

悲しみや苦しみは、これから二人で分け合えば半分になり。喜びや楽しみを二人で味わえば二倍以上になると、彼を信じて愛して暮らします。・・・・・・・・

Sakura_1

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2006年3月15日 (水)

結婚物語(苦楽を共にー3)

 頂上付近の駐車場に車を止め、公園になっている桜林を散策する時、私の左腕に彼の右手を絡ませてきた。そのしぐさがごく自然で素直に受け入れられ、久しぶりに動脈の鼓動が高鳴り、女学生の頃にタイムバックしたような心地でした。日常の私たちは人との係わり合いで明け暮れし、そして一喜一憂している。今日大自然の中で、美しい桜を眺めていると、私達人間の営みが愚かにさえ見え、少し時間を作り、自然の雄大さや、美しさを味あう余裕が必要と痛感しました。・・・・・・・・

 数日後彼から電話があり、ランチを一緒にすることになりました。馬入河口の魚河岸にある料理屋に案内され、網元直営のお刺身や焼き魚をご馳走になりましたが、彼の豪快で美味しそうに食べる姿を見て、私の手料理を美味しそうに食べる彼を、少し想像してみましたが、滑稽に思えて含み笑いをして、現実の彼を見ると、瞬間的に眼が合っちゃって,なぜだか二人で笑いあいました。

 食事後、お店の前方に広がる浜辺を散歩しました。果てしなく続く空の青と海の青、そして繰り返す波のしぶきと潮の香りに、しばし立ち尽くす。・・・・・・・・・目前の風景と子供の頃遊び育った瀬戸内の港町が瞼の裏で重なり、夕暮れ時私を心配顔で呼び戻す、母の叫びが、波の音で消されてゆく。・・・・・・・瞼に熱い涙が湧いてきて、こぼれそうになった時、その様子に気付いた彼が寄ってきて、両手で肩を支えてくれたが、涙は瞼を押し広げて,とめどなく頬を伝う、その滴を彼は両手の親指で,愛しむように優しくぬぐってくれました。・

                            (つづく)

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2006年3月14日 (火)

結婚物語(苦楽を共に-2)

 彼との初めてのデートは、湘南平への花見をかねたドライブ。快晴.に恵まれた134号線を南に走る車に、柔らかい春の日差しが、フロントガラスを透して車内に広がり、男性的な顔が益々野生的になる。久しぶりに青空の光を浴びる開放感と、好意を持ちつつある男性の隣にいる緊張感が混ざり合って、最近感じた事のない「ときめき」のある雰囲気になった時「海の景色は好きですか」と彼が覗き込む。私はただ「ハイ」と頷くだけでしたが、彼は前妻との離婚の過程を語ってくれた。病弱だった奥さんを悪く言わず、「僕がもっと、しっかり守ってやれば・・・・」と涙ぐむ彼に好感が持てたし、大きな優しさを感じました。

 134号線の花水川を越えて右折すると、湘南平の麓を辿る。川辺に咲く桜は5分咲き。私はこのぐらいの咲き方が好き、.風に舞い散る花びらを好む人もいるが、哀れさが漂い花の宿命を悲しく感じるのです。湘南平入り口から、曲がりくねった道を登ると、薄紅色の桜の花のトンネルを繰り返し通り抜ける。その都度「きれい」とか「すてき」を連発する私。彼はただ頷くだけで、子供のようにはしゃぎ喜ぶ無邪気な私を、笑顔で受け入れ、その雰囲気に溶け込んでくれ、そしてお互いに接近する二人を感じあっていた。・・・(つづく)

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2006年3月13日 (月)

結婚物語(苦楽を共に)

 3月半ば過ぎと言うのに、今年はもう桜の開花ニュースが飛び交う暖かさ。巷では花見の話題で持ちきりですが,花見は一人では行きたくないし、40女の花に囲まれて寂しげな顔は見せたくない。人並みに27歳で恋愛結婚。一年足らずで破局、もうこりごりと思って12年が過ぎ去り,今慌てて将来を案じるようになり、一人暮らしの寂しさも加わって、結婚相談所に入会、お見合いをすることにしました。Photo_6

 最初の44歳の男性は,終始目をそらして話をするのでお断り。2度目の男性は、写真よりかなり老けて、会話も仕事の愚痴ばかりで、お断りしました。所長さんが推薦してくれた「第3の男」はスポーツマンで目が輝いていて、覇気があり、優しそうな雰囲気もあったので、お互いに交際することにしました。

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2006年3月11日 (土)

お見合いこぼれ話ー3

 Y子さん(32歳)のお見合い相手はKさん(35歳)。横浜から電車で予定通り到着。お見合いが始まり普通の会話が続き,20分経過後、「外でお茶でも飲んできなさい」と二人を送り出した。

 翌日、双方から報告があり、男性は「交際希望」で女性は「お断り」でした。お断りの理由を女性に聞くと、全て支払いはワリカンで、「レジーの前で消費税まで二人で割った」でした。

 飲食代をワリカンする、その是非は分かりませんが、ワリカン族の男性はほとんど振られています。

 同じワリカンでも、レジーでは一応男性が支払い、その後清算したら如何でしょうか。・・・・・

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     どうぞ、  お尋ね下さい。      (おわり)

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2006年3月10日 (金)

お見合いこぼれ話-2

 Mさんはお見合いに指定された町田のホテルロビーに30分前に到着。何気なく胸ポケットに入れてある財布の中を見て仰天した。「お金が入っていない」お見合いに行く時はお気に入りの財布に換えるのだが、中身を入れ替えなかったのだ。電車代は小銭入れのコインで間に合ったから気がつかなかったのだ。

 色々考えたが「正直に打ち明ける」ことにした。お見合い5分前にM子さん(51歳}が笑顔で来場。挨拶の後、私は重い口をあけた。「実はお金を忘れたのです」と事情を説明すると、「大丈夫です、私が持っていますから」と明るく言ってくれたので、胸をなでおろした。普通女性は「払いたくないから故意に」と思い嫌がるのですが。

 二人は喫茶店に入り、ケーキを食べながらお茶を飲み楽しいひと時を過ごした。その後男性の住む駅まで行き、お金を返した後、カラオケボックスで大いに楽しみ、二人は交際になりました。「びっくりして」「安心して」「楽しかった」良い人に恵まれたお見合いでした。

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2006年3月 8日 (水)

お見合いこぼればなし-1

 女性のTさん(28歳)はお見合い予定の20分前に来所していた。相変わらず普段着と変わらない、シャレッ気のない服装で。男性のKさん(34歳)は5分前に到着、珍しく花束を手にしていた。私が双方を紹介した後、Kさんが女性に「どうぞ」と花束を手渡した。

 ありきたりのお見合い会話中、突然Kさんが女性に「素朴なあなたが気に入りました」と神妙な顔で告げました。

 次の日双方からお見合い結果の連絡がありました。女性は交際希望で、男性はキャンセルでした。

 花束も珍しいのですが、「素朴が好き」は何でしたのでしょうか?・・・・・・・女性をその気にさせといて。 (おわり)

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2006年3月 7日 (火)

結婚物語(冬の海ー5)

  由比ケ浜から七里ケ浜にさしかかった頃は午後四時過ぎ。冬の海は黄昏時、茜色の夕陽は西に沈みながら、姿を海面に長く映し、空を果てしなく染めてゆく。銀色に光る海上を白いヨットが滑り、赤い空をカモメの群れが行き交う。砂浜の人々はまるで影絵のように黒く写って見える。こんな神秘的な夕陽を見るのは生まれて初めて、と感激していると、彼が『きっとまた二人でゆっくり眺めましょう」と囁くように言ってくれました。Yuuhi_5

 彼が家の近くまで送ってくれた時は五時半、街には明かりがついていた。「さようなら」と差し出す彼の手を握り締め「さようなら、お電話を待っています」まだ語りたいことが山ほどあったけれど、彼を見送りながら彼の温もりが残るその手を振っていた。

 夕食時、母が心配そうに「どうだったの」と覗いてくるから「まあね」と逃げて早々と部屋に籠ってしまい、「あれでよかったのだろうか」と不安が募る中で、今までの私と違う自分を発見していた。そう、もう恋をしているのです。以前の男性のときは、あんなにおしゃべりしていたのにと思いながら、変化しつつある今の自分を嫌いではなかった。

 彼のことを考えるだけで胸が熱くなり、不安にもなるが、もう一人ぼっちのクリスマスイブは嫌、一人ぼっちのお正月も嫌、彼からプロポーズがあったら、いつでも素直に「はい」と受け結婚したい、それも八月の誕生日の前に。・・・・・・・・・・(おわり)

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2006年3月 6日 (月)

結婚物語(冬の海ー4)

 レールの上を走っているように安定した運転を続ける車は鎌倉、葉山を通り抜け長者が崎に止まった。『一寸休みましょう』といって車から降り、砂浜に向かって歩き始め、急な石段にさしかかったとき、「どうぞ」と手を差し伸べエスコートしてくれたが、その手のぬくもりが最高に感じよく、かなり後まで余韻を残して心の芯までジョイントしてゆく。

 三崎を廻り久里浜へ『知っている店がありましたので予約しておきました」。彼は私のために昼食を前もって考えてくれたんだ。と思うと嬉しくなりました。それに比べ以前付き合っていた男性は,『どこに行く』から始まり『どうする』『何を食べる」と何から何まで自分で決められないので、嫌になっちゃった。・・・・昼食を済ませた後,浦賀港を通って横須賀へ、東京湾を行き交うフェリーを浮き立たせる房総半島がかすんで見える。今日ほど海の景色がこんなに素晴らしいと思ったことはない。そして今日ほど緊張したドライブはなかったが、時々彼がタイミングよく言葉をかけてくれ、私の固さをほぐしてくれているのも分かるし、私自身少しずつ溶け込んでゆくのも気づいていた。

 日ノ出町でコーヒーを飲みながら彼は『今日は両親ともいるので寄って行きますか」といってくれたが『この次に』といった後少し後悔した。(心の準備ができてなかったから}彼の家は追浜の少し手前にある「湘南鷹取」で小高い丘に閑静な住宅並んでおり、その一角を指して「あれが僕の家です}と教えてくれました。

 船越町から逗葉新道を再び逗子海岸へ、134号線は車で混み合っていた。私は心の中でそれを願っていた。彼と少しでも長く一緒にいられるからです。(つづく)

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2006年3月 4日 (土)

結婚物語(冬の海ー3)

 写真だけで未だ逢っていない彼、だけど私はコピーされた彼の写真を、毎日何度も繰り返し眺めながら、夢を駆け巡らせる。・・・・・・・私ってもう恋をしてしまったのかしら。

 相談室でのお見合いに5分前に来て「横須賀のSですよろしくお願いします』といった時間管理と、いかにもスポーツマンタイプの、はきはきした言動が気に入りました。所長さんの紹介で始まったお見合いは、彼のスピーディーな会話に終始リードされて、私はただ単に「はい」とか「いいえ」を繰り返し彼の表情を見入ってたことのほうが多かった。

 お互いに交際を希望して初めてのデートは三浦半島。彼は車で茅ヶ崎まで迎えに来てくれ、江ノ島、稲村ケ崎を経て鎌倉に向かう。峠を登り切ると目前に葉山がまるで絵はがきのように、色鮮やかに海上に浮かんで映る。ライトブルーの海にあでやかな蝶の群れのウインドウサーフィンが滑る。そのあまりに美しい光景に見とれていると、『僕もこの海の色が好きなんです』という彼の顔に柔らかい日差しがあたり,彫りの深い顔がますます男らしくなってくる。・・・・・・・・・・・                 (つづく)

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2006年3月 3日 (金)

スタッフRの小休止ー6

また寒くなったり、暖かくなったり、落ち着きませんね。

冬用コートもいつまで必要なんでしょう・・・・・・。

この前、友人の新居にお邪魔したんですが、新築の匂いって言うのでしょうか?

なんんともいえない新しい匂いに感動しました。

そこかと思えば築数十年も人の住んでいる家というのはなんともいえない生活臭がします。

自分の家の匂いはよくわからないのですが、人の家の匂いって結構気がつくもので・・・・

玄関開けた瞬間にそこの家の匂いがします。

人にもその人の匂いがあるように家にも各々の匂いがあります。

田舎の実家に行った時はまず匂いで懐かしく、癒される気がします。

皆さんもそんな懐かしい家の匂いがあるのではないでしょうか?

私は新しい畳の匂いが好きですね。

ちょっと目にきますが・・・・笑

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結婚物語(冬の海ー2)

Fuyu_umi_2

クリスマスもお正月も一人で寂しかったが、もう今までと違う。やはり入会したせいか、明日への希望が持てるようになった。どんな男性に会えるか楽しみである。1月3日から営業と聞いていたので相談室に行ってみた。所長さんが予め推薦してくれた写真とプロフィールの中から、一人だけ印象強く残った男性がいて、野球が好きなスポーツマンで精悍な顔つきの中に優しそうな目をしていた。彼に申し込みをしてから一週間目にお返事があり、次の日曜日にお見合いが決まったと連絡がありました。まだニュースに掲載されていない私が、こんなに早く進行するのは、所長さんがグループの役員をやっているからと、カウンセラーが教えてくれたが、私には長く思えた日々であった。・・・・・・    (つづく)

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2006年3月 2日 (木)

結婚物語(冬の海ー1)

 木枯らしの吹く街路樹は葉を落とし、冬の寒さを私達に告げるように、寂しく立ち並ぶ。今年の不況を反映してか、明日はイブと言うのに何故か活気がない。私自身もそうであるが、次の夏が来れば30歳、心の中で不安とあせりが膨らんでゆき、29歳の冬はとても切なく寂しい。

 3年前までは結婚を真剣に考えた男性がいたが、3年も交際しながら結論が出せない優柔不断な人だったので「さよなら」したが、もしもその人と結婚していたら、幸せになっているかは、今も分からない.いずれにしても明日までに素敵なナイトが現れない限り、3年連続してわびしいイブを迎えることになりそうである。

 以前からブライダル茅ヶ崎の宣伝広告を読んだことがあり、電話で確かめて信頼できそうなので、相談に伺い、その対応も良く、特に所長さんの説明は、親身で説得力があり、入会することにしました。                         (つづく)         .      

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2006年3月 1日 (水)

結婚物語(記念日ー2)

 ベイブリッジを左に見ながら、「港が見える公園」までの坂道を登る。彼の右手から私の左手へと熱い動脈が伝わるように密着した感触は初めてですが、その熱い流れは胸まで届き、これまで似ない「何か」を感じる。花に囲まれた展望台から港を望みながら、彼は「今日の日が二人の記念になる様にしたいね」と言い、私を覗き込む。その瞬間にはただ頷いただけでしたが、、時間が経つに連れ、私なりに解釈し、嬉しさがこみ上げてくる。・・

 たそがれ時のベイブリッジは幻想的な美しさがあり、点灯した輝く橋を、車が線上に動き、その下を船が滑るように流れてゆく。・・・・・・・

 三回目のデイトで彼からプロポーズがあり婚約した私たちですが、彼が暗示したように、その日が私達の忘れられない「記念日」になりました。・・・・・・・    (おわり)

 

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